
翻訳家はインボイス制度に登録すべきか?役所では「
適格請求書等保存方式」という早口コトバを使用しているそうですが
結論から言うと登録すべきだと思います。少なくとも僕の場合はそうです。なので役所に申請書を出し、すでに登録番号をゲットしてあります。
有料のウェビナーに参加したところ、翻訳エージェントの本音として「登録してほしい」「登録しないと、エージェントの納税額が増えるので、その分単価の引き下げをお願いする可能性がある」との情報を得ました。
これはおかしくもなんともなく、単に出費(納税額)を増やしたくないというご不自然な企業の(そして個人事業主も)思いです。
で、インボイス制度とは何かというと…ほかのサイトをあたってみて下さい(笑)
いやー皆さん本当に分かりやすく説明してくださっています。
ざっくりいうと、たとえ年間の売り上げがが1000万を切っていたとしても、皆さん消費税を請求してますよね。大手エージェントの場合、お願いしなくても当然のように払ってくれます。
で、このもらった消費税というのは年間の売上が1,000万を切っている場合、役所に納める必要はないです。つまり自分が丸々ネコババできる仕組みになっています。違法でも脱法でもなく。
それを解消しようというのが今回のインボイス制度の趣旨だそうです。
細かいことは省略しますが、僕のように1,000万を余裕で下回っている場合(←考えてみたら変な日本語ですね)、登録した方がマシということらしいです。
しかも、登録しない場合はエージェントは登録している翻訳家に仕事を優先させる可能性もあります(翻訳に限らず、一般的に)。僕の場合、インボイスに登録せず、仕事がたまたま途絶えたとしたら、実際はインボイス制度と関係なかったとしても「あーインボイス制度に登録してないから日仕事が来ないんザマス」と思ってしまうことは必至です。
そういう自分の性格も鑑みて、登録しておいた方がいちいち悩まなくてベターと思い、登録しました。すでに2社から、「登録してたら番号教えて」メールが決ました。
スタートは来年の10月1日ですが、登録に3週間かかるし、締め切り直前は込み合って遅れる可能性がありますので、登録するならばお早めに!!