ChatGPTを使ってみました!

巷を賑わせているChatGPTですが、先日オリラジの中田敦彦がやっている Youtubeに刺激を受けまして、早速ユーザー登録して調べてみました。
やはり素晴らしく情報がまとめられています。例えば、「日本のNISAについて教えて」と聞いたところ、以下の答えでした。

(回答ここから)

NISA(Nippon Individual Savings Account)は、日本の個人向け投資信託制度の一つです。NISAは、2014年に導入され、一定の制限内で、最大40万円までの投資収益に対して、非課税となるというメリットがあります。

NISAには、投資する資金を自由に選択できる「つみたてNISA」と、特定の投資信託商品に限定された「iDeCoNISA」があります。また、NISAは1年ごとの口座開設が必要であり、原則として、20歳以上であれば誰でも利用することができます。

NISAは、個人が資産形成に向けて取り組む上で有用な制度の一つであり、今後もより多くの人々に利用されることが期待されています。

(回答ここまで)

無難な回答ではありますが、調べ物としては十分訳に立つのではないでしょうか?もちろん翻訳の訳語を決定する際には裏を取りますが。

さて、これが翻訳に与える影響ですけど、翻訳の需要が減るのではないかと言われていますが、僕はそれに対しては限定的だと考えています。というのは、特に私の専門である技術系の翻訳(日本語から英語)の場合、専門知識が要ることはモチロンですが、文章になってない単語の羅列や漢字の変換ミスなどが非常に多いので、人間が調べて翻訳する必要があるからです。

そのことをChatGPTに聞いてみました(中田氏は「今後はググるではなく、Chatジピる」となるかもと言っていました)。

質問: 

ChatGPTが原因で翻訳の仕事が減ると言われています。しかし、例えば日本語を英語に翻訳する場合、日本語(ソース言語)の文法が誤っていたい、spell errorがあったりするとChatGPTが正確な翻訳をすることはできないと思います。どう思いますか?

ChatGPT

(回答ここから)

確かに、翻訳元言語(ソース言語)が正確でない場合、翻訳の品質に悪影響を与える可能性があります。例えば、文法エラー、スペルミス、または語彙や文脈の不明確さがある場合、ChatGPTのような自動翻訳システムが正確な翻訳を提供することは難しくなります。

これは、機械翻訳技術の限界の一つであり、人間の翻訳者が引き続き重要な役割を果たす理由の一つでもあります。人間の翻訳者は、ソース言語の文法や表現、意図を正確に理解し、適切な翻訳を行うことができます。また、翻訳の品質を向上させるために、自動翻訳システムが生成した翻訳結果を校正し、必要に応じて修正することができます。

したがって、自動翻訳システムは翻訳作業を効率化し、品質を向上させることができますが、人間の翻訳者や校正者の役割が依然として重要であると言えます。

(回答ここまで)

なかなか嬉しい回答ですね(しかも、「誤っていたい」と打ち間違いしてしまいましたが、きちんと理解してくれました)
まさにこの部分であれば、しばらくは翻訳の需要はなくらないのではないでしょうか?なので、今後は、翻訳のうち、AIに仕事を取られないような分野や業務をピンポイントで行うのがいいのではないでしょうか?

(ところで、この手の、「ネットやグーグル翻訳を利用しましょうね」といった記事を書くと「裏をきちんと取らずいい加減な情報を鵜呑みにしている」と勘違いされるのが怖いのですが(そんな人いないかな?)、要は、検索にかける時間を減らす⇒見直しなど他の作業にかける時間が増える⇒翻訳の質が上がる、というためのものです。誤解なきよう!)

ではChatGPTやAIから逃げ続ければいいのかというと、そうではなく「共存」がこれからは求められていくと思います。長くなるのでそれは次の記事で!

ちなみに、機械翻訳(グーグル翻訳など)が人間の翻訳家に与える影響についても、日々思うところがありますので、次の次の記事で!
ChatGPTを使ってみました!


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