↓近くの山から見た景色です。
この記事は感覚的な話なので、うまいキャッチコピー(笑)が思いつかないのですが。
翻訳にも通訳の準備にも言えることなのですが、期限(翻訳であれば〆切、通訳であれば当日の仕事開始時刻)がありますね。
で、メンタリティとして、「期限まで頑張る」という発想は、悪く言えば「期限が来たらやめてしまう」という発想に行きがちなんですね、少なくとも僕は。
そうなると、「期限まで頑張れば、たとえ結果が良くなくてもいいよね。だって頑張ったんだから」という「逃げ」につながりやすいと思うんです。そうではなくて、「期限までに必ず高品質の翻訳(十分な通訳準備)を完了させる!」という発想が必要だと最近特に痛感しています。
翻訳や通訳が沢山ある時、優先順位に合わせて仕事しても、理想的な長さの時間をかけられない時があります。じゃあプロ失格か?普段2日かかる量の翻訳を1日で終わらせるように依頼されたらどうする?品質に自信がないからすべて断る?でも断った方が先方に迷惑になることもあります。
できない時はもちろん断りますが、理想的な時間をかけられないからといって断るのも違うと思います。それが、上述の「期限までに終わらせる!」という発想だと思います。
感覚的で分かりにくいかも知れませんが、こういう発想で行くと、最低限守らなければならないポイント(依頼元から支給された用語集、数字のミス、文法ミス、スペルミス)がより強く意識されます。これ、脳みそが自動的に重要ポイントを頭の中にくぎ付けしてくれるイメージです。
そういうイメージで行くと、特に最後の最後、提出直前に諦めることなく、しかも重要なポイントを落とすことなく完了させることができると思います。
そんなことを考えている今日この頃です(*^^)v