JUGEMテーマ:通訳・翻訳
30代以上のこち亀読者なら分かると思うのですが、そう、両さんが議員に立候補する話で、名前だけ出てきた人物です。議員に立候補したものの、漢字が難しすぎて投票者が用紙に氏名を記入できず、本人の1票しか入らなかったという話として出てきます。もちろん架空の人物です。
そういうわけで立候補者の中には、名前を「山田太郎」より「山田たろう」とするそうです。よく見ますね。こういうの。
で、何が言いたいかと言うと、人名の読み方です。今、論文の翻訳をしていますが参考文献に山のように人名が出てきます。読み方を確認しないと訳せません。想像で済ますのはもってのほかです。
みなさんもお知り合いで、よくある読み方とは違う読みの人が何人かおられるのではないでしょうか?僕は、「米田さん」が「よねだ」ではなく「こめだ」だったりします。谷川俊太郎さんも、よく間違われるそうですが、「たにがわ」ではなく「たにかわ」だとテレビで言ってました。
で、論文の著者限定ですが、調べる方法を見つけましたので紹介します。論文の英語訳も分かりますよ。
1.J-STAGEのサイトに行く。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/
2.右上の、検索ボックスに調べたい論文名を入れる。例えば「iPS細胞をもちいたALSの病態解析」を入れます。
3.検索結果のうち目的の論文をクリック。著者名は、「江川 斉宏」さんと「井上 治久」さん。読み方…うーん分からない。右上の「JA」をクリックして「English」を選ぶ。
4.論文の英語名と、著者の読みが出る。
これで根拠になりますね。ただし、中には論文の英語名がなくて日本語のまま(!)であったり、さらに著者欄も空欄だったりすることがあります。著者が任意で入れるのかな?
あと論文によって同一人物にもかかわらず後藤が「GOTOH」と「GOTO」というふうに異なっていたりします。本人がそう記入しているのでしょうから、こればかりはしょうがないかなあ。
他にもやり方があるかもしれませんが、今はこれがやりやすくて気に入ってます!