デザイン関連では色は頻出ですが、単に「緑」とか「茶色」とかだけではなく、もっと細かい指示が出されます。
「薄めの緑」などでも不十分なのは想像できると思います。そこで、塗料メーカー各社で各色にコード(PPG1234-5とか)と名称を割り当てています。これを使えば全世界共通で色についてのコミュニケーションが取れます。
色はネットでも見れますが、厳密に確認したければ色見本color cardを購入し、実物を見ることができます。結構値が張るらしいですが。
ちなみにソフトバンクのガラケーでPantoneカラーというのがありましたが、Pantone社も有名な会社です。
色の名称は面白いものもたくさんあります。例えばPPG社で見ますと…。
Funky Frogは、緑だと想像できますが、Be yourselfはどうですか?これは暗めの緑です。うまく表現できませんが…。
あとLuckyも暗めの緑です。ちょっと明るめの緑にDo not disturbを見つけました。もはや根拠が分かりません…。
建物などの図面に、どこがどの色(コード)なのかを示した図面をカラーボードcolor boardと言います。これを根拠に実際に塗装していくわけです。
資料としては建築関連で一番楽しいかもです。カラフルだし、色の名前は面白いし!