人生の手綱を離すな!

なんとも久々のブログ更新です。

 

 

まだチョイ読み程度ですが、アドラー心理学の本を読みまして、感銘を受けました。だいぶ前ですが「NHKの100分de名著」でも紹介されたのでご存知の方も多いと思います。

 

 

完全に理解するのも実践するのも難しいと言われているものなので詳しく書けないのですが、テーマの一つに「自分の人生は自分で選択している」というものがあります。

 

 

「そんなの知ってるよ、でも仕事とか子供の世話とかもあって、選択したくてもできないこともある」と思われるかもしれませんが、意外とそうでもないんです。

 

 

例えば「仕事が忙しくて趣味の◎◎がなかなかできない」ことはよく言われることです。毎日忙しいんだからそうだろう、と思うかもしれませんが、実は「本当は◎◎はやりたくない」という考えが根底にあって、それを正当化するために仕事が忙しいと言っているに過ぎない、というのがアドラーの考えです。

 

 

「そんなことない。毎日10時、11時まで残業して過労死直前なんだから」という方もおられるでしょうが、本当にその◎◎、できないのでしょうか?

 

 

ではその◎◎を、「死ぬほど好きな恋人のために料理を作ってあげること」としましょう。僕なら、ありとあらゆることをあきらめてでも(それこそ翌日に人に合わないならお風呂に入らないとかしてでも)時間を捻出して料理を作ります。帰りの電車の中でレシピを調べ、会社の昼休みにスーパーがあれば可能な限り材料を買い…。などなど。

 

 

つまり「本当にやりたければやっている」のです。つまり今の人生の状況は自分が選択した結果なのであって周りの状況は原因ではないのです。

 

 

そうは言ってもこれってなかなか納得できないことではあります。なので僕は「本当は◎◎はやりたくない」を少しマイルドにして「◎◎をやりたいとは『そんなには』思っていない」と解釈しています。

 

 

長くなってすみませんが、僕自身の体験をお話しします。通訳の勉強についてです。

 

 

通訳の勉強はもちろん毎日してはいるのですが、練習量はまだまだ足りないなと思っています。そういうときはつい「子供を幼稚園に送ったり、夜の洗い物をしているから」とか言い訳に走りがちですが、そうとも言えません。

 

 

想像してみると分かるのですが、もし妻に子供を幼稚園に送らせ、洗い物などの家事を全部押し付けたとして、今以上に通訳の練習をするのか?

 

 

答えは否、でしょう。間違いなく他にやりたいこと、それこそ料理とか、読書とか筋トレとかに走ります。つまり今以上の練習は「実はしたくない」のです。やりたかったらやってます(このブログを書く時間も割いてでも)。

 

 

フリーランスは自分で仕事もある程度選べますから、自分の良い状況も悪い状況もすべて自分が選択した結果なのだ、ということを認識するのが大事だとつくづく思います。そうすれば、たとえ最悪の状況でも自分の選択一つでいくらでも好転できるわけです。それって運もあるし、努力も必要なんでしょうか、一番大事なのは自分を信じることですね。

 

 

偉そうに語ってしましましたm(__)mそういうわけで最近思うところがたくさんありますが、自分をいいようにカスタマイズできる状況にいるとは思っています。さて今後、どうなることやら?このブログはもう少し頻繁に更新したいと思いますー。


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