翻訳の通信講座を受講してます(MRI語学教育センター)



 

翻訳は本当に奥が深いなと思うのですが、特にセンスの部分ですね。

 

翻訳の出来栄えを決める要素は、2つあると思うんです。?正確さ、?読みやすさ。

 

?は、専門知識や背景を知っていないと正確には訳せません(文法はできて当然です!)。

 

例えば、上の写真のキビタキ(narcissus flycatcher)。

 

The Narcissus flycatcher has yellow eyebrows.

 

という文を「キビタキの眉は黄色い」と訳すと、正確ではありません。というのは鳥の眉に見える部分は眉ではなく、眉斑(びはん)というのです。

 

そんなわけでちょっとした訳語にも罠が潜んでいるのです。これはその分野を勉強すれば何とでもなります。

 

?は、同じ内容でも主語がでかすぎたり、同じ言葉を何度も使ったり、関係代名詞の先行詞が遠すぎで読みにくかったり…ってこれはセンスの問題だと思います。文章をたくさん読むしかなさそうです。あと一文ずつ分析しながら読むのもよさそうです。

 

?と?の両方を磨かないと、優れた翻訳者とは言えないんじゃないかなあ。

 

というわけで、人生初!の翻訳の通信講座を受講してます。色々迷いまくった挙句選んだのはMRIという会社の講座です。

 

決め手は、日→英の専門講座があったことです。他はたいてい、英→日がメインで、日→英はサブです。加えて専門分野が豊富で、僕が選んだのは「工業技術」です。「先端テクノロジー」というのもありましたが、それは今後受けようかな。

 

どの会社にも共通しているのですが、練習問題と解答があり、最後に添削問題があります。添削問題を提出して、採点してもらうというわけです。ネイティブに見てもらえるとのことですので楽しみです。

 

しかしなかなかムズイです。練習問題の訳例は正直ちょっとピンとこないこともありますが、どういうところを注意して訳すべきかの解説があり、勉強になります。

 

例えば、上述した「眉か、眉斑か」、というところです。直訳はダメですし、そもそもどれが直訳がダメで、どれが調査を要するのかの見極めがムズイです。

 

そこらへんが奥が深いなあ…と思っている今日この頃です。その分ワクワクしますわ〜!!


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