体調と通訳パフォーマンス 追記

この前、体調とパフォーマンスのことを書きました。体調が分かると何に役だつかというと、自分が無難にいくべきか、より良い訳を求めるかが判断出来るのです。

無難にいくというのは、簡単に言えば直訳っぽく訳すことです。

調子が良いときはより英語らしい語順にしたり解釈をして付け加えたりします。文字通りinterpretationですね。

例えば部品Aを入れてから次の工程に渡します、なら

Insert the Part A and pass it to the next process.

よりは

Insert the Part A into the body before passing it to the next process. ですね。

この日本語には「本体」を意味するbodyがありませんが、明らかなので付け加えます。

特に機械系は日本語のなかで主語や目的語が抜けている時があるので、出来る限りitとかではなく名詞を入れます。これをしくじらないようにしないと。

通訳はテンポも大事ですからゆっくり考えている暇はありません。でも、それが上手くいくとホント嬉しいです!


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