今まで色んな分野を経験させていただいてのは本当にありがたいのですが。ひとつ落とし穴に落ちまして
それはある分野で覚えた専門用語が別の分野でも通じると何となく思い込んでいて、うまく通じなかったことがあるのです!
例えば、「見通し距離」や「視程」。これはどれくらい遠くまで見渡せるかということで、道路などの建築ではSight Distanceと言います。しかし、航空業界では、空を飛んでいる時にどれくらい遠くまで見えるかを示すものとしてVisibilityを使います。
それと、許容誤差。長さが20mmのねじを工場で作っている時に許容誤差(公差)が±0.5mmであれば19.5mmから20.5mmまでならOKということです。toleranceといいます。
しかし!これはメーターなどの許容誤差はallowable errorというのです!例えばスピードメーターで、実際の速度が時速100kmの時に99.5km〜100.5kmを示すくらいならそのメーターはOKです、という場合、許容誤差は±0.5kmとなります。
そんなわけで、知ってると思ってよく確認せずに専門用語を使うとしくじりますね!気を付けます