関西における通訳事情(1)。

これは今後時間をかけて検証するつもりですが、東京で通訳者として働くのと、関西では事情がかなり異なります。

今まで聞いた話だけでも、↓くらいあります。

・東京の方がはるかに仕事が多い(10倍とも)。その結果、得意分野が絞れる。例えば「私は○○しかやりません」でも技量があればやっていける。
・東京の方がはるかにエージェント数が多い(通訳関係ムックの巻末にエージェントのリストがあるのですが、東京30,関西5とかです。)
・東京の方が単価が高い(2倍とも)。

こう書くと、東京がいいなら行けば?と言われそうですが、それは過去に色んな人がやっているのでしたくありません。ではメリットは…?あります!

・関西の方が仕事は少ないが、その分エージェントから色んな分野の仕事が来るので色んなことを知りたい人にとっては良い。
・関西の方がエージェントが少ない分、親密になれる(気がする)。そして名前を売りやすい(と思う)。
・関西の方が物価が安いので多少単価が安くても生きていける。

あと、関西の方がレベルが低いと言われています。これは分かる気がします。まず上の方を見た場合人口が多い結果出来る人の絶対数が多くなる(これは当然)。更に、出来る人はチャンスを求めて東京に行く。更に、本社は東京が多いので求められるレベルも上がり、出来る人だけが残る(つまり弱者は絶滅する)。というワケです。

これは人生観の問題かも知れませんがそこまでしなくてもいいのでは?と思っています。めちゃめちゃピリピリしなくても夢を追って仕事をするという目的は達成できるのではないでしょうか。もちろん頑張らないという意味では全然ありません。

特に、色んな分野の仕事をせざるを得ない関西は、色んなことを知るのが大好きな僕にとってはむしろ嬉しい限りなのです

鶏口牛後という言葉が好きで、大きなグループで下の方にいるよりは、小さなところでトップクラスにいた方がよいのではないでしょうか?甘いかな?でも甘いことが悪いのか?

なんにしても今は関西が気に入ってます。あ〜この記事、後で追記、修正がいるかも〜。今後の経験でこれが正しいか確かめます。


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