通訳をめざした直接のきっかけといえるか分かりませんが、僕は一度挫折しています。小学生の頃から鳥が好きで、鳥の研究者になるために鳥の研究ができる大学を選びました。
しかし、本やテレビで鳥を知ることと研究するのでは全然違いました。それに気づいたのは卒論のため、信州の高原のロッジで他の研究者と共同生活を開始した時でした。そしてあっさり挫折しました。研究があまり好きでないことに気づいてしまったのです。
振り返れば、鳥のことを見たり知ったりするのは好きでしたが、自分なりに疑問を見つけて研究をしたかというと、全くしていませんでした。でも研究者になる人は、子供の頃から疑問を持って、研究みたいなことをしているんですよね。
つまり、師匠がいようがいまいが関係なく、職業にする以前に自分でなんらかの形で、例えばボランティアで「すでにやっている」のです。これを現した話があって、「陶芸家の卵が弟子入りを希望する時、両手でその門をたたくことはない。なぜならそれまでに作った沢山の作品を両手に抱えているからである」だそうです。
僕も通訳や翻訳のボランティアをやっていたので、少しは向いているのかな?と思うことがあります。それは今後明らかに
先ほど、電車の中にインド人らしき家族(複数)が乗っていました。大人は8人で向かい合って座るボックスシートをふたつ占領し、子供たちのうちのひとりは寝ていたので、別の二人席に靴を履いたまま横に寝かせていました(土足であることを注意すべきか迷いました)。
後から荷物を抱え込んだ乗客やお年寄りが乗ってくるも、子供が寝ている座席の手前まで来ては諦めて立っていました。その後、彼らが下車する駅に到着し、私を含めて多数の乗客が降りていくなか、彼らはやっと子供を起こし、荷物棚に上げたベビーカーを下ろし、グループの数人が私に続いて降りて…といった時に、電車のドアが閉まり、中に数名が取り残されてしまいました。外から叫んだり、ドアを叩いたりするも空しくそのまま発車…しかもその電車は快速だったので、次の停車駅まで20分はかかるというものだったのです。
ホテルがあるような駅ではないし、荷物も身軽だったので旅行者ではないことは明らか、いろいろな経験を通じて「日本に入っては日本に従」うことを早く学んでほしいと思いました。
ボランティアでいいから、外国の方にマナーを教える場が増えるといいなぁと思いました…外国人観光客を一気に増やして、目先の利益に喜んでばかりの日本人も悪いんですけどね(¨;)
オリンピックの頃がちょっと心配な今日この頃(;^_^ A
日本は文化もマナーも独特ですし、分かりにくいところもあるかも知れませんがやはり郷にいれば…ですよね。
おっしゃるとおり、オリンピックは結構心配です…。日本に来る前に自国でマナーを知るようなサービスがあればいいのですが…。
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