3日間にわたる、商談通訳の仕事を終えました。見本市のようなもので、ブースがいくつかあって、商品に興味のあるお客さんがやってきた時に、フィリピン人の業者と日本人のお客さんとの間の通訳(日英、英日)をするというものです。すれ違いや誤解がないようにすることも仕事の一つです。というのも、日本人が言ったことを英語にしていると、日→英の通訳の途中で英語話者(今回はフィリピン人)がしゃべり出し、収集がつかないことがあるからです。そういう時はいったん日→英の通訳を終えてから英→日次の通訳に移るなり、内容によっては日→英の通訳を終えずに英→日を通訳し、少し沈黙があったときに「さっき通訳しきれなかったけど、…とも言っていましたよ」と加えて通訳を完了する、など工夫が必要です。双方向の通訳ではよくあることなんですけどね…。
お客さんが来ないときは暇でしたが、いざ仕事があると、「コクがある」だの「飽和脂肪酸が…」だのという単語が出てくるので勉強になりました。