英語や通訳の勉強に役立つ方法の一つを紹介します。
ある程度の長さ(50語とか)の英語を聞き、一言一句言えるようになるまでつぶやいて暗記する、というものです。リプロダクションと呼ばれています。
これはリテンション(短期的な記憶)の力がつく練習です。メモなしでも内容を思い出し、通訳するのに役立ちます。僕が苦手な部分なので、先々月始めました。
もう一つ良い点は、口がある程度のまとまりを覚えて、実際に話すときに迷わずスムーズにしゃべれるという点です。例えば、「日本の首相、安倍晋三は…」というのを一瞬「Japanese Prime Ministerだっけ、Japan'sでもいいんだっけ?安倍晋三にはミスターをつけるんだっけ?」と迷うのは僕だけでしょうか?でも完全に覚えてしまえば、口が勝手にJapanese Prime Minister Shinzo Abe…とでますので、楽です。こういう引き出しが増えていくわけです。
ある通訳者のブログに、これを3年間続けると一回聞いただけで全て覚えられるようになる、と書いてありました。僕はポッドキャストのNHKワールドニュースの最初のヘッドライン(3文、50語弱)を続けています。内容によりますが、4回位聞けば覚えられる感じです。続けて1ヶ月半ですので、あと2年10ヶ月半!
リプロダクションですね。過去に何度か挑戦するも挫折、のパターンを何度も繰り返してきましたが、ここ最近、市販のリスニングの教材を活用しながらディクテーションおよびリプロダクションを練習する、という勉強法を始めました。
遅ればせながら、ではありますが、一応「英語遣い」として今の仕事にありついている以上、せめて自分のレベルを下げない努力は必要かなと。
語学の勉強って、意外と地道なものですよね。
どうしても世間的には、重要な会議の末端にいたり、はたまたそれでテレビに映ってみたり(?!)するせいか、「英語遣い=華やかな仕事」と思われがちです。
でも、その裏の努力は、あたかも優雅に泳ぐ白鳥が水面下でばたばた足を動かしているかの如く、なのですが。
優秀なたかぽんさんでも大変な努力をされているのですから、私も頑張りたいと思います。
そして、いつもながらですが、たかぽんさんのこと応援しています。
ではまた。
ディクテーションとリプロ!かなり労力を使いますがその分パワーアップが実感できそうですね。是非がんばってください。僕はまだディクテーションは本気でやったことがありません…。
英語の勉強は地道、と同時に最近は孤独感さえ感じます。練習でうまくできたとしても、失敗したとしてもひとり、という感じです。「○○をうまく訳せた!」なんていちいち妻に言ったりしないですからね(^_^;)仕事が入ってくれば少しは人と接しながら一喜一憂できるのですが。がんばりたいと思います。
そして、いつも応援ありがとうございます。
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