先週金曜、ある大手エージェントの関西支社で面接を受けてきました。
日英、英日の逐次通訳で、やはり英日がちょっと…不完全かも、という感じ。日英は簡単でした。
この会社は通訳者のランクを明確に分け、ランクを上げたい場合は通訳試験を受け、合格しなければならないとのこと。
かなり珍しいスタイルのようです。
今回受けたのは3年くらい通訳スクールに通った人が受ける一番簡単な試験。
これで受かっていれば料金が提示され、それを受け入れば契約、という流れになります。
面接では、やはり「仕事としては、役所でしか実績がない」というのがネックのようです。
IT、金融、司法(裁判)、宗教(京都では土地柄、神道など宗教の通訳が多いそうです)、スポーツ…「一般的な内容ならできます」と答えましたが、専門用語を羅列されると無理でしょうね。
更に、僕が唯一役所で経験のある政治関係の通訳は東京ばかりで、関西ではほぼ皆無だそうです。
朗報は、僕が目指している医薬・薬学関係は東京より関西の方が仕事が多いということ。
大阪には道修町(どしょうまち)という薬で栄えた町があり、今でも製薬会社が多くあります。
ただし専門性が高く、相当勉強しないといけないみたいです。
一番手っ取り早いのは製薬会社の社内通訳として2〜3年働いてフリーランス、というやり方だそうです。
でもそれはみんながやっていることでしょうから、僕としてはそれは避けておきたいです。
政治の通訳がない関西でどうやって切り抜けていくのか?
自分でも先がどうなるか分からない、それが面白い!
面接では他にも話がありましたが、長くなったのでそれは明日。
やはり役所での経験を生かすのは難しいようですね...他方で医薬・薬学関係はハードルが高いというわけですね。
いずれにしても大変だと思いますが、たかぽんさんならば、きっと乗り切れると思いますので、応援しています。
医学薬学のようにハードルが高い分野は、言い換えればいったんある程度のレベルになれば仕事が安定&発展する、とも言えるのでがんばりたいと思います!
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