困った時の何とかする方法。

翻訳通訳者たかぽん

2024年10月19日 17:35

こんにちは。今日もご覧いただきありがとうございます。


困った時にどう対処するか?は翻訳と通訳で全然違います。


例えば、「キンポウゲ」など、英語を知らない花の名前などがあっても翻訳ならば調べられます。しかし通訳の場合は知らないと訳せないので、例えば「キンポウゲ flower」などのように処理しているのを聞いたことがあります。


そう、「処理する」という言い方をすることがあるのですが、まさに分からない時の対処ですね!


あと、マジで何を言っているのか分からない用語、例えば水泳での「ニコメ」はどういう意味でしょう?「200メートル個人メドレー」の略です。こういうどうしようもない場合は、通訳では単に「レース」のように、抽象度を上げるやり方をします。


翻訳の場合は、調査の末、分からない場合はコメントに残すか、推測を入れることが多いです。あと、もし原文が間違えている可能性が高い場合はその旨を伝えます。


しかし、原文が間違えていることを指摘するのは勇気が要りますね。お客さんにケチをつけることになるし、そもそも自分の勘違いの場合、調査が足りないことになるし、知ったかぶりになるし…。


なのでコメントの言葉のトーンとか、気を付ける部分はありますね!!やはりお客様を見据えた商売だと感じる瞬間です。


最後に、翻訳だけ大変な例として、商品名があります。


写真のネズレス。ネズミが少なくなる(less)なので、通訳ならNezlessあたりで発音しておけばいいのでしょうが(笑)


翻訳だとそうはいきません。正式な英語名称があるかも知れないからです。


その場合、製品のサイトに行きますが、それでもだめな場合、画像検索!です。商品に英語が書いてあるパターンがあります。


それでもない?なら、最終手段。商品サイトのURLです。ただし、これが正式英名とは言い切れないので、コメントにもそのことを書きましょう。


このネズレスは、この最終手段のパターンでした!https://www.rainbow-f.co.jp/nezless/zenmetsu01.html

↑nezlessの部分があります


参考になれば幸いです(^^)/