初めてのソースクライアント営業

翻訳通訳者たかぽん

2024年09月10日 21:48


翻訳者の多くはエージェントから仕事をもらいます。

例えば、メーカーであるA社がカタログを翻訳する必要があるとします。このA社をソースクライアントと呼びます。その場合、僕に直接依頼…だと嬉しいのですが、法人である翻訳エージェントB社に依頼します。

で、その内容が僕にマッチしていた場合、B社が僕に依頼してくれる、という流れです。もちろん僕がB社に登録していた場合です。

それぞれメリット、デメリットがあり…。

【エージェント経由】
メリット:お金の回収などの事務手続きをやってくれる、質問事項とかもお願いできる(直接聞かなくて済む)
デメリット:中間マージンを取られる、フィードバック(感触)がつかみにくい

【直接】
メリットの逆です。

ということなのですが、知り合いからいただく以外に、自分から営業する手もあるわけですね。

で、少し前ですがソースクライアントへの営業、してみました!ちなみに、エージェント経由からいただいている仕事のソースクライアントへ営業するのはマナー違反で、ご法度だそうですのでやめましょう。

やり方は、あるベテラン翻訳者の方が言ってたことを丸パクリなのですが、まず会社のウェブサイトを検索し、その中で英語サイトも用意している会社を選びます。

で、その中の文章を訳し、「うちで訳したらこんな質の英語になりますので、よかったら依頼してください」と連絡するわけです。

先日、そのやり方でメールして電話まで掛けたところ、「確かにウェブサイトを立ち上げた時は商品とか英語にするという話があったので、もし本格化することになればお願いします」という、前向きな返事をいただきました。

営業なのでうっとおしそうに対応されたらやだな~とドキドキして電話したのですが、こちらはお客になりうる存在だったせいか(個人向けの商品も販売していたサイトなので)、丁寧に対応してくださいました!

直接営業、意外といいかもです。時間があればお試しあれ!