小学校休業等対応支援金を実際に申請して、支給されました!書類を公開します。

翻訳通訳者たかぽん

2020年10月04日 23:22

新型コロナウイルスの関連の、

 

お金はどこから入ってきてもお金(給付金のこと)

 

で紹介した支援金のうち、「小学校休業等対応支援金」の申請が認められたので、実際に提出した書類を公開します。

 

 

ご存知だと思いますが、簡単に説明しますと…。

 

 

新型コロナウイルスのせいで小学校や幼稚園が休校(休園)になり、子供の世話をするために仕事を休むことになった結果、その分の給料がもらえなくなった人に支援金を支給する

 

 

というシステムです。支給額は給料に関係なく一律です。それから、9月30日の発表で、対象となる休暇取得の適用期間が12月末までに延長になったそうです。

 

 

ネットで検索するかぎり、業務請負の方(僕のようなフリーランス)が仕事を休むことになって申請するというケースは見つかるのですが、青色専従者(うちの場合は妻)が子供の世話をするために仕事を休んだ場合の例がほとんど見つからないです。

 

 

青色専従者も確かに対象になるのですが、制度開始当初は対象にならないという見解だったらしく、一部古いネット記事では「対象外」と書いてありますので注意してください。

 

 

現在は対象になります(根拠の一例:全国青色申告会総連合)。https://www.zenaoirobr.jp/sp/_tmp/news/hp0001/index00960000.html

 

 

で、青色専従者が休んで支援金をもらったケースでは実際に申請書類にどういう文言を書けばいいのか分からなかったのですが、何とか記入してうまく行ったので、その書類を(個人情報を削除して)スクショで公開します。参考にして下さい。(ただし、これを参考にした結果、却下になったりしても責任は負えませんので、自己責任でお願いします<m(__)m>)

 

 

必要な書類は以下のとおり。

 

・休校(園)になったことが分かる、学校や幼稚園からのお知らせ、メールなど

・別添様式第1号

・別添様式第3号

・「青色事業専従者給与に関する届出書の写し」又は「確定申告書Bの第1表と第2表の写し」(僕は前者を提出しました)

・身分証のコピー

・銀行通帳など振込先が分かる書類のコピー

 

 

別添様式第1号は、特に気を付けることはないと思います。単純に休んだ日に丸をつけるだけです。僕の娘が通う幼稚園は土曜日も保育がある週があり、その点についてはレターを書き、「〇日と〇日は土曜ですが、〇〇幼稚園では保育を予定していました。そしてコロナで休園となりました。以上のことは〇〇幼稚園の事務に確認しました(確認日〇〇月〇〇日)」という文言を記しました。

 

 

別添様式第3号は以下のようにしました。僕が記入した部分は青字です。

 



 



 

 

 

この画像が見にくければ↓をご覧ください。

 

1 業務内容

ア.通訳業務に関する調査、単語の下調べ

イ.翻訳業務に関する調査、単語の下調べ

ウ.確定申告関連書類の整理、確定申告ソフトへの入力

エ.トリニティ通訳の業務スケジュール管理及び調整

オ.トリニティ通訳の報酬の管理

カ.その他必要な業務(出張時のホテル予約等)

 

2 業務遂行(予定)場所

 稲穂県ミドリ市花山町1-1-16花山市営アパート333

 

3 業務遂行(予定)日時

 令和2年4月10日から6月12日

 

4 報酬(具体的な算出方法)

 時給1,400円

 

 

住所は、僕と妻が同居しているので同じ住所になります。もし、自分がどこかのオフィスで自営業をしていて、青色専従者が自宅で事務作業、という場合は別の住所になりますね。ところで住所は、「ズッコケシリーズ」のハカセの住所を入れました!

 

 

業務委託契約締結日は、厚生労働省に確認した上で「青色事業専従者になった日=青色事業専従者届出書による設定日」を記入しました。厳密にいうと、届出書には「〇〇年〇月以後の青色事業専従者給与の…」と書かれており、日にちはないのですが、1日として、平成26年7月1日と記載しました(細かいけど役人相手なので念のため)。

 

 

仕事を取りやめた日は、幼稚園が休みになった前日にしました。休園の前日に事業主の僕と妻が話し合って、「子供の世話で仕事できないなら契約は取りやめる」と合意したイメージ。

 

 

業務内容はご覧のとおりですが、ポイントは最後に「等」を入れることです。入れない場合、厳密にはこれ以外の仕事ができないことになります。公務員時代は「『等』を入れると泳げる」と表現されていました。別の業務をしても、「等」に含めることができるという意味です。これで安心です(こんなん考えるの僕だけか(笑)?)。

 

 

報酬は、基本的に月10万という最も無難と思われる額を払っているのですが、何日か休んでいくら給与が減って…という計算が面倒なので、時給に換算して1,400円にしました。大都市の派遣社員と比べれば不自然でない金額だと思います。これに基づいた出勤簿も保管しています。つまり、出勤予定日がいつで、休んだ日がいつで、出勤した日がいつで、したがって給与がいくらで…ということを記した表です。もしも役所から問われたらこれを出す予定です。

 

 

長くなってしまいました…参考になれば幸いです。