使用頻度を比べられる、Ngram Viewer (その1)

翻訳通訳者たかぽん

2020年06月25日 00:43

便利サイトの紹介です。

 

フレーズやコロケーションを調べるとき、グーグルでダブルクォーテーションつき検索をしてもよいのですが、数を比較するとなると2回検索しなければならないですよね。

 

ところがNgram Viewerなら、一回で済むし出典が書籍なので信頼性が高いです。

 

たとえば"for the purpose of"なのか"for a purpose of"なのか不安になったとしましょう。

 

そういうときにどちらの使用頻度が高いのかをグラフで示してくれます。

 



 

画像のとおり、時代でどう推移したのかも分かります。

 

また、グーグル検索と違い大文字小文字を区別して調べることが出来ます。case-sensitiveと呼ばれます。caseは、入れ物ではなく、uppercase(大文字)やlowercase(小文字)のように使います。

 

たとえば天の川milky way。固有名詞としてMilky Wayか、milky wayか、はたまた最初だけ大文字でMilky wayか?細かいようですが、こういうところは正式な文章では重要です。

 



 

これも一目瞭然で出ます。しかも、最大5つまで同時に検索することができるのです。メチャ便利!

 

他にも、コロケーションを調べたりもできます。具体的な説明が同サイトに載っているので見てみてください。面白いですよ。

 

さあ今日から比較の旅に出よう!オー!(←アタマがおかしくなったわけではありません。)

 

Ngram Viewerは他にも機能がありますので、(その2)でもう少し紹介します。