英日翻訳、もはや日本語力の問題か。

翻訳通訳者たかぽん

2020年06月22日 09:52

アメリアの定例トライアル(ビジネス)の採点結果が返ってきました。Bでした。AA、Aより下です。「気になるところがあるので訳例を読んで確認してください」とのコメントでした〜。うーん残念。次回頑張ります。

 

 

それはじっくり勉強させてもらうとして、英日翻訳は本当に「日本語力」の問題だな〜と思います。特に、仕事を増やしたり、技術を向上させたりしたいのであれば、向き合わなければならないポイントだなと!

 

 

翻訳や英語の勉強を始めたばかりのころは、英文の意味を理解することが一番の課題でした。辞書を引いたり、文法を勉強したり。

 

 

でも、ある程度理解できるようになると、次に問題になるのが「それをどのように日本語にするか」なんですよね。しかも情報を足さず、引かず。直訳でもなく、「勝手訳」でもなく。ちなみに「勝手訳」というのは、原文を元にそれらしく読みやすい文章を「勝手に」作ってしまうことを指す言葉です。訳文だけを読むと一見スムーズで問題ない内容なのですが、原文と照らし合わせると間違いが露呈します。

 

 

今回の定例トライアルでは「原文の理解力」や「用語」などの評価項目は良い評価をいただいているので、今の課題は「日本語の表現力」だと考えています。これは翻訳例を読みながら一つ一つ盗んで自分のものにしていくしかないです。やり方は結局それしかないので、ある意味迷わなくていいです。

 

 

僕はバリバリ日本語ネイティブだし、自分では少なくとも問題ない日本語を書いているつもりでも、いざ訳文を客観的に見てもらうと要改善点がたくさんあるんですよね〜。

 

 

結局、日本語力も磨かれるので、翻訳に限らず日常生活でも役立ちますよね。一粒で二度おいしい仕事です!