絵をかきましょう。
今、翻訳の勉強しているところですが、翻訳をする前に絵をかきましょう、というレッスンがありました。
今の仕事で実際にやってみると、これが面白い。
何が面白いかというと、分かっているところと分かっていないところ、更に原文に書いている情報と書いていない情報がハッキリするのです。
例えば、
「現場に行くとヤマダがおりますので、会議室で打ち合わせをしましょう。」 という文章があったとしましょう。
ぱっと読むと直訳できそうですが、絵を書くと訳が変わります。
You will see Mr./Ms. Yamada(性別も確認が要りますね) on site. Then we will have a discussion in the (a) meeting room.など。
まず、現場に行ってから会議室に移動する、という絵が描けますね。なのでそれも訳に入れ、move toを入れないとシナリオが
おかしくなります。
ですから You will see ~. Then we will move to the (a) meeting room to have a discussion.となります。
「情報足してるんじゃないの?翻訳では情報足してはいけないのでは?」といわれそうですが、「含んでいる」内容なら訳に言葉として足してもいいと思います。言い換えれば「絵を描くと自然に浮かぶ光景」ならば。
現場が会議室でないことが明らかであればmoveしないといけないわけで、絵に描けますからいいと思います。
どうですかね?「足す引く」の話は今後も考えなきゃいけないと思いますが、とりあえず絵を描くのは本当に翻訳に役立ちますので是非お試しあれ!