彼はコンピューターです!??
翻訳の勉強関連の読み物で、少し古い小説を翻訳することについて書いてありました。
同じ単語でも、今と昔で中心となる意味が違うんですよね〜。日本語でもありますよね。
英語ももちろんそうで、シェイクスピアとかを読むときはジーニアスとかではなく、OED(Oxford English Dictionary)で「当時の意味」を調べないといけないそうです。
それとは別に、著作権が切れたためネットで無料で資料できる辞書にwebster's 1913というのがあります。
https://www.websters1913.com/
で、これでcomputerを調べると…。当時はいわゆるコンピューター、パソコンは存在しないのですが、実は「計算をする人」という意味なんです。One who computes.とあります。電卓すらなかった時代、(おそらく膨大な量の)計算をする、という職業があったんですね。
ですのでHe is a computer.は比喩でもなんでもないです。「彼は計算技士です」とでも訳せるかな。
少し古い文章を訳す時なので技術翻訳とかにはあまり必要ないかもしれませんが、もしかしたら「大昔の機械の解説書」なんてのを訳す機会があったら使えるかも!?