できないのではなくやりたくないだけ(国際セミナーの仕事に申し込みました)

翻訳通訳者たかぽん

2016年07月24日 00:45

メルマガタイプの通訳依頼(応募して、一番適切な人にだけ仕事が来るタイプ)で国際セミナーの同時通訳が来ました。

 

内容は1日ですが、英→日が主なようで、結構大変だと思います。ちょっと怖気づいたりしました

 

それは無視して申し込んだのですが、理由の1つは「申し込んだ方が自分が通訳の勉強をするようになる」ということです。

 

翻訳や子育てを言い訳にして通訳の練習をしてないので、通訳の自信がなくなる→翻訳や子育てに逃げる→…(続く)という悪循環が目に見えたからです。

 

仕事でもなんでもそうですが、「できないのではなくやりたくないだけ」です昨日書いた言い訳は、本当に言い訳にしかなりません。

 

以前NHKの100分de名著の「アドラー心理学」というのを見て感動し、テキストまで買ってしまいました(笑)

 

その考え方の一つに「できないのを環境やまわりのせいにするな」というのがあります。ちょっと厳しめの発想ですが、意味はこんな感じです。

 

自分は背が低いからプロのバスケットボール選手になれない、だから諦める、という話はもっともに聞こえます。しかし、探せば「足が速い」、「シュートはうまい」など長所もあるはずです。

 

つまり「プロを目指して失敗するくらいならやらないでおこう」と考え、できない理由を「わざわざ」探すという心理が働くらしいのです。長所だけにフォーカスすれば今日にでもプロを目指して動き出せるはずです。

 

仕事を断るのも、失敗が怖いから「準備ができない」などと理由を探しているだけです。過去にうまくいった通訳も(探せば少しは)あるのでそれを考えれば受けるはず。

 

なかなか厳しい発想ですので毎日これでいくとしんどいかも知れませんが、時々この発想にすれば前向きに行ける気がします。

 

そんなわけでセミナーの通訳についても、子育てとか言い訳してないで僕に依頼が来ることを前提に練習します!