準備は悲観的に、当日は楽観的に。

翻訳通訳者たかぽん

2016年05月29日 10:49

これは災害の心構えとも共通するのですが、通訳は「準備は悲観的に、当日は楽観的に」で行くのが大事だなと感じます。

事前は「どんな話が出るんだろうか、あれも調べておいた方が良いのではないか」とか考えた方が当日の成功率が上がります。

でも当日、現に目の前にスピーカーがいる瞬間、調べ物をするにも限界があります。むしろ調べ物はできないと考えた方がいいですね。

ですので当日は「何とかなるさ」と思った方がいいです。そして失敗はその場では気にしないこと。逆のことを言ったりしたら訂正した方がいいですが、そうでなければ気にしてもしょうがない。

あ、こんなにいい加減なのは僕だけかも知れませんが。

以前も、ドレスコードを軽く勘違いしてカジュアルな格好で行ってしまったことがありましたが、気にしてもしょうがないので考えないことにしました。結果、お客さんからは全く問題ないと言われたのでOKでした。

なんでもそうですが、一生残るようなミスって結局のところそんなにないですね!

「石橋をたたきすぎる君は良い奴なんだけど〜 考えてみろよ 失う物なんてろくにないくせに〜」by 馬場俊英「働楽」