商談会in名古屋。(素材メーカーの通訳)

翻訳通訳者たかぽん

2015年11月02日 21:33

急な依頼で素材メーカーの商談会に行ってきました。名古屋まで呼ばれるとは、やはり通訳繁忙期。これが冬とかも続けばいいのですが…。

商談会は食品など何度か行っているので大丈夫だろうと思っていたのですが、フタを空けてみてびっくりなほどの専門用語の連発でした。いや大変でした。

よく考えたら、いやよく考えなくても、食品は身近なものなので多少は英語も知っていますが、工業系の、成形方法とか材料の名前とかは勉強しないと分からないですよね。発音も、xylene(キシレン)はザイリーンと発音するとか、日本語と違いますし。

というわけでかなり大変でした。しかし得た物は大きかったです。

というのは、お互いの会社が基本的に初対面で、何を伝えたいのか漠然としている時があって、更に僕も専門用語がイマイチ分からず苦戦していたのですが、途中からアグレッシブに、少し出しゃばるくらいの勢いで通訳したところ話がとてもスムーズに行ったのです。これは実は当日の昼休みに先輩通訳者からアドバイスを受けたことです。

その時は通訳者の僕も商談の一部に入れた気がして、面白かったです。エネルギーを使うのでフラフラになりましたが。