好きなことを仕事にするということ(2)
あるコミックエッセイに、二番目に好きなことを仕事にしている、という人が出てきました。これにはなるほど、と納得でした。やはり好きなことだと妥協が出来ない。とことんやってしまう。採算度外視はもちろん、健康度外視(泣)。これでは家庭や、プライベートを破壊してまでやってしまうのも分かります。でも2番目なら、妥協もできるということみたいです。
通訳の場合、わずか5分のスピーチの通訳であっても、やろうと思えばいくらでも準備に時間をかけられます。より良い訳はないかとか、関連する情報をネットで調べておこうとか。キリがないのです。
ですから、「ここで止め」という、いわば自虐行為(笑)が必要とされる気がします。僕の場合、「よし、もっとやりたければ明日早起きしてやりなさい」と自分を諭して床につきます。この悔しさが早起きの秘訣です(といっても最近は子育てでリズムが乱れていますが…)。