フリーになったきっかけ(2)-いろんな分野を垣間見る
フリーになった別のきっかけは、特定の分野の通訳だけではなくいろいろな分野の通訳をしたいと思うようになったこと
です。
今までは特定の省の限られた分野での仕事が主だったのですが、ボランティアや通訳学校や留学を通して、
医療、環境問題、人身売買、政治、経済、商談、観光、法廷などの通訳をやってきて、
自分の知らなかった分野のことを積極的に知る機会が持てて、これは面白いと思うようになりました。
「積極的に知る」という意味は、単に本を読んで知るのではなく、通訳できるよう、
つまり人に説明ができるようになるまで知る、ということです。
通訳は内容を十分理解していないとできないので、通訳のための事前勉強は必然的に「積極的に知る」必要があります。
その過程が自分にとっては面白く、知的好奇心を満たしていくように感じているのです。
他にも理由があったかな。あればまた。